対応症状

頭痛・偏頭痛 ずつう・へんずつう

頭痛・偏頭痛って何?

頭痛のタイプはいくつかに分かれており、対処法もタイプによって異なります。

①緊張型頭痛
肩こりと連動する頭痛のタイプで最も多いものです。

②偏頭痛
頭の片側に拍動性(ズキンズキンとした)の痛みが現れるタイプです。

③群発頭痛
偏頭痛と異なり男性の発症が多く、20~50歳代が最も多く、症状は目の周囲に持続性の激しい痛みが夜間に現れて、規則正しく数週間続くことが特徴です。

こんな事でお悩みではありませんか?

  • 肩こりが酷いと、頭痛がする
  • 頭痛薬がいつも手放せない
  • 病院で検査をしたけど 異常が見つからない
  • 頭痛が酷いと吐き気がする

頭痛・偏頭痛の原因は?

【①緊張型頭痛】
肩や頸部の筋肉が緊張して硬くなり、頭の周りの筋肉も影響されて血流が悪くなってしまいます。
「締め付けられるような痛み」や「頭をぐるっと一周するように辛くなる」「肩こりが酷いと頭痛がおこる」ケースによくみられます。

【②偏頭痛】
緊張型頭痛と混合している場合もありますが、偏頭痛の場合はマッサージなどで血流を良くすることは悪化の原因とされています。マッサージをすると良くなるどころか悪くなる方は偏頭痛タイプの可能性が高いです。偏頭痛が起こるメカニズムはいまだに解明されていない部分もありますが、最近の研究では「三叉神経血管説」が有力とされています。

これは、頭部にある三叉神経の終末に炎症が起こり、その結果セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内ホルモンの連動により血管が拡張して痛みを引き起こすという説です。

脳内ホルモンは、女性特有のホルモンバランスでも影響を受けています。
エストロゲンが減少している月経周期ではセロトニンの分泌が盛んになり、セロトニンの血管拡張作用によって偏頭痛を引き起こしやすく、症状も重くなる傾向があります。

【③群発頭痛】
メカニズムはよくわかっていませんが、最近の研究では三叉神経核から上部頸髄の一側性の活性化が起こり、内・外頸動脈系の血管拡張が起こるという考えが有力となっていて、遺伝子要素はほとんどないといわれています。

高梨整骨院では

当院ではしっかりと問診・検査を行うことで原因を見極めていきます。その上で痛みやしびれ、現在の体の悩みなどに対して適切な施術を行います。
併せて、痛みやしびれを起こしている生活習慣の見直し、セルフケアについてもお伝えしながら、二人三脚で治療を進めていきます。

頭痛が現れる根本原因は、タイプによって若干の違いがあるものの、身体の恒常性に着目すると、自律神経の乱れによるものが関係します。
現代に多い不規則な生活、交通事故によるもの、パソコンやスマホ画面の光刺激、ストレスなどが原因の多くに挙がり、女性であればホルモンバランスも自律神経と影響しあいます。

一度乱れた自律神経は、自分の力で改善することは難しく、長引くほど治療にも期間がかかります。
当院では、自律神経の調整力に最も長けた鍼灸治療を中心に、頭痛の根本治療を行っています。